豆のスープ

火曜、水曜と左目の調子が悪く、また霧のロンドン状態に逆戻りかと、かなり鬱々。目を酷使して調子が悪くなったのならまだ合点がいくのだが、毎日毎日輝くばかりに上天気なのをいいことに、先週水曜から仕事もせずサイクリングやドライブ、落ち葉かきと遊び歩いた揚句の眼痛と充血だったので、「目を使ってもいないのに、なんで調子が悪くなるのだ?」と途方に暮れ、昨夜などは何もする気にならず、9時にもならないうちにふて寝。

 

しかしたっぷりの睡眠が奏功したのか、朝はまだ調子が悪かったものの、午後には眼痛もうちばになり、夜の今はほとんど通常(=ほんの少しの違和感と目の渋さ)に戻った。ほっとした。ビザなし、公的医療保険なしの身では、医者に行くのもままならぬから。

 

ところで昨日はお義父さんからレシピを貰った豆のスープを煮てみた。“レシピ”と言っても、実のところ記述は3行。1.豆(yellow pea2カップをざっと洗う。2.鍋に豆と水8カップ、塩漬けの豚の背脂(3インチ角程度)、荒いみじん切りにした玉ねぎ大1個を入れ、45時間煮る。3.好みで胡椒をふる

 

貧しくて子沢山だった時代のケベックの伝統料理である。材料は安価な豆と玉ねぎ、塩漬けラード。ただ煮るだけで、手間もかからない。できあがりは豆が煮溶けて濃厚なポタージュとなり、パンと合わせて食べれば、それだけでお腹は十分くちくなり、身体はほかほか温まる。

 

このスープ、今でもけっこう人気があるようで、缶詰にもなっている。作っているのは地元ケベックの食品メーカーである。

 

ラードが入るので、一応雪だるまに食べるかどうか確認してから作ったのだが(幼い頃の母の味だからか、あるいは作り方を伝授したお父さんの手前か、雪だるまは「食べる」と回答)、途中、玉ねぎとラードの煮えるにおいが、日本のインスタントラーメンを煮た時のにおいにそっくりで、かなり笑えた。そうか、なるほど。ラード+玉ねぎは食欲をそそる芳香なのだな。
スポンサーサイト

Pagination

Comment

LC

目はアレルギーではありませんか?こっちでは今年は秋に花粉アレルギーの人が増えて、目がかゆくなったり、充血する人が多いそうです。幸い、わたくしめのは純粋な疲れ目ですが。
見事な紅葉ですね。関西では近年、いつまでもしつこく暑く、そして突然寒くなるので、あまりきれいな紅葉が見られません。
極力、外に出て、美しい紅葉を眺めているのがベストな治療法かも?
で、雪だるまはん、スープ、食べはったん?
  • URL
  • 2011/10/14 12:09
  • Edit

loutra

ラード入るから食べないかと思ったら、これが食べましたの。やっぱり幼い時のマミーの味だからかなあ。あるいはラードは出汁として溶けてるだけで、ラードそのものを食べるわけではないからかなあ、理由はわからんけど、食べました。私も大鍋いっぱいの豆スープを一人で食べるのはしんどいので、せっせとよそりました。昨日、一昨日と2回食べましたけど、まだ半分以上残ってますの。私はこれから今日の朝ごはんにも食べると思います。
目、ご心配いただいて恐縮です。症状が前回霧目になった時と同じなので、たぶんアレルギーではなく、また目の血管がどうかしたのだと思います。とりあえず鈍痛は消えたので一安心ですが。紅葉、毎日庭&裏の雑木林をほれぼれと眺めています。日々、色が深まるのに感嘆です。
  • URL
  • 2011/10/14 20:44
  • Edit

Post Your Comment

コメント:登録フォーム
公開設定

Utility

プロフィール

らうとら

Author:らうとら
ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

カテゴリー+月別アーカイブ

 

FC2カウンター