大げさ見出し、平時はご愛嬌だが

ご当地の新聞、フリーペーパーのおおげさな表現なんとかならんのか? 過激な見出しと過激な写真/イラストはご当地の新聞のウリで、平時はそれも愛嬌でよろしいが、非常時もそれでは知性を疑われる。 

「大核災来了! 百倍輻射四散 全球恐慌」(昨日のフリーペーパー)「4機組告急 輻射超正常六千倍」(今日の経済日報)「欧美警告 核災失控」(今日のりんご新聞)等々。他は見ていないが、きっと同じような見出しを巨大フォントでべたに配していたのだろう。

“警告”も報道の役割だというのは承知しているが、いたずらに恐怖を煽るような表現、情況を誤認させるような表現は控えた方がよろしいのではないか。一般人は原子炉の構造や、放射線や、被曝について、その深刻さを充分正確に判断できるような知識を、普段から持ち合わせているわけではないのだ。事に当たって、正確な情報を伝えるのは、報道の役目と思うが。

もっとも新聞も全部この調子なわけではなく、信頼できる情報源で情報を取り、東京で観測された放射線量は、直ちに人体に影響を与えるような量ではないと確認した東京在住の香港人の女の子の話も、囲み記事で紹介されていた。彼女はこれからも毎日、発表される放射線量を確認し、東京から避難するかどうか決めると書かれていたが、いかんせん見出しの小さい囲み記事。巨大フォントのパニック見出しに圧倒されて、目立っているとは言いがたい。こういう記事とか、いたずらにヨウソ剤を服用すると、副作用が起きますよ、という記事こそ大見出しで載せて欲しいのだが。
スポンサーサイト

Pagination

Comment

Post Your Comment

コメント:登録フォーム
公開設定

Utility

プロフィール

らうとら

Author:らうとら
ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

カテゴリー+月別アーカイブ

 

FC2カウンター