消防車が来た

  • 2017/01/08 06:05
  • Category: 雑記
昨夜は消防車が3台、うちに来た。
日本で見慣れた赤いのではなく、銀色に輝く巨大な消防車で
それが3台も、冬の夜空に赤色灯をきらめかせてウチを取り囲んだのには
正直、「ちょ、ちょっと、確かに異常を知らせたのはウチですが
これはいくら何でも些かおおげさでは?」と、どっと引きそうになった。

コトの起こりは、昨夜10時過ぎ。
普段あまり会えない従弟や叔父さん、叔母さんを呼んでのパーティがお開きになり
玄関先で客人にコートを着せかけたりして、見送りに外に出ようとしたところ
ドアを開けたとたんに、つんと鼻を打つ何かが焦げたような臭い。
「え?」と思って従弟たちと上を見上げれば、玄関灯の下から周囲にかけて白くたなびく薄煙。

実はうちは以前に一度、1階のサーモスタットが故障してヒーターが異常過熱
焦げくさい臭いがあたり一面に漂ったことがある。
その時はヒーターの元電源を切り、電気屋さんに来てもらって
サーモスタットを消費電力に見合ったものに換えて一件落着したが
今回はどこが原因かわからない。
仮に玄関灯(左右と真ん中と計3つ付いている)への配線が何らかの理由で劣化し
漏電でもしているのだとすれば、素人の私たちの手には負えない。

「いったい煙はどこから出ているのだ?」と従弟や叔父さん、義弟たちと
地下から1階、2階と見回ってみたが、家の中には煙はなく、鼻を衝く臭いもない。
しかし外に出ると、何かが焦げている臭いは依然強くあたりに漂っている。
心配した叔父さんたちが「とにかく911に電話しろ」と言うので、雪だるま、電話。
「いや、煙と臭いだけで火は出ていません。玄関灯の配線かもしれません」
と言ったのであるが、結果は冒頭に書いた通り、大型消防車3台、
銀色の防火服に身を包んだ消防隊員約10名という物々しい騒ぎになってしまった。
サイレンを鳴らして来なかった分、ご近所さんにとってはまし、と言うべきか。

消防士さんたちは親切に、はしごをかけて玄関灯を調べ、家の内外を見て回り
あれこれ問題がありそうなところを調べてくださったが、結果は異状なし。
煙と見えたのは、玄関を開けた際、内部の熱気が外に出て白い水蒸気になったもの、
焦げ臭いにおいについては近所の家からも通報があったとかで
どこか近くで何かを燃やしているのではないか、とのことだったが
うちのあるあたり、確かにちょっと行くと工業団地があるにはあるが
金曜の夜の10時過ぎに何かを燃やしている工場なんてあるかしらん?
と些か疑問。

「いや、お騒がせして済みませんでした」という雪だるまの言葉に
消防士さんたちは「何事もなくて幸い。逆に何かあったのに通報が遅れるより
ずっといいです」と言って、にこにこお帰りになったが、
当方、パーティの後にこの騒ぎで、正直ぐったり。
しかも電話をした際、消防署の担当者に「(火事だとすれば)危険なので
家から出ていてください」と言われ、パーティ用の服装にダウンジャケットだけ引っかけて
外に出たので、寒くてガタガタ。
「こんな格好では5分と持たない。危険だろうと何だろうと
いったん家に入ってもっと着てくる!」と、2階に駆け上がり
ダウンの下にフリースを着、スノーパンツ履いて帽子かぶって外に出直したが
そうでもしなければ、雪が降り積もったマイナス19度の戸外になど、いられたものではない。
カナダの冬は、避難するにも一苦労だ。

それにしても今回は何事もなかったからよいが
仮に本当に火事になったとしたら、一番に持って逃げるべきは何だろう?
ぱっと引っ掴んでしまいそうなのはパソコンだが、
やっぱり各種身分証の入った財布の方を優先すべきだろうか。
現金そのものは、ほぼ空っぽだとしても・・・

恐怖

  • 2017/01/01 12:33
  • Category: 雑記
一年の終わりくらい役に立つことをしようかと、
久しぶりに頭も目も痛くないのを幸い
浴室の床磨きから始まって居間の床磨きに移り
いい気分で鼻歌まじりに仕上げのモップかけなどしていたら
最後に来てばしゃーん!!
モップを絞っていたバケツが倒れ、床一面水浸しになってしまった。

普通のお宅ならタイル張りの床に水がこぼれたくらい何程のこともなかろうが
我が家の床はいったいどういう施工になっているのか
床に水がこぼれると、下の階の天井につつつーと流れ込み
派手に漏水したうえ、天井板がはがれかけるという仕組みになっている。

前に一度、これは持ち上げたバケツの柄が外れ、
あっと思う間もなく床に水をぶちまけてしまった時も
水は瞬く間に一階の床から地下の天井に流れ込み
地下室の天井をぼこぼこにしてくれた。

そのぼこぼこは、「どうせ地下へは家人しかいかないから」と
そのまま2年ばかり放ってあったのだが、この秋、他の工事のついでに
一緒に直してもらって、やっと元通りのきれいな天井になったばかり。

それなのに、それから2か月も経たないうちにまたぼこぼこにしてしまっては
直った天井を見て喜んでいた雪だるまがどんなにがっかりすることか、
ついでに結構な金額だった工事代金も頭に浮かび、
あの金額をもう一回?と思ったら、普段は何事にも鈍感で、
およそパニくることなどない私も、この時ばかりは一瞬にして顔面真っ青、心臓ばくばく。
言葉にならない言葉を悲鳴のように口走って、わらわらと焦りまくり、
涙目になりかけながらモップと、途中で二階から調達してきた2枚の大判バスタオルとで
水の拭き取りにかかったのだが、あんまり焦っているものだから、
そばにあった大きなユッカの鉢植えを倒しかけたり、
コードをモップに引っかけてパソコンを水の中に落としそうになったり、もう散々。

それでも何とか床の上の水はふき取ったが、
さてどのくらいの水が床下(=天井)に潜り込んだのか、
私は心臓ばくばくのまま地下へ降りて、天井を見上げた。
が、水がこぼれた直後の天井は、まるで何事もなかったかのように平らなまま。
滴り落ちてくる水滴もなければ、水で天井板が膨らんでいる様子もない。

思い返してみれば、前回バケツの水をぶちまけてしまった時も
下の階の天井から水が滴り落ちたり、天井板がはがれかけたりしたのは
水をこぼしてからしばらく経ってからで、だから今大丈夫だからと言って安心はできない。
私は「今、水滴が落ちてくるか」「天井がたわみ始めるか」と戦々恐々。
それから何度も何度も、地下に降りては天井の具合を確かめ
生きた心地がしなかった。

「たかが水漏れくらいで何を大げさな・・・」と思われるかもしれないが
パニックの大きさは事態の重大さに正比例するわけではない。
私にとっては、車で接触事故に遭った時より、勤めていた会社が倒産した時より
その関連で香港の Inland Revenue(内国歳入庁?) から
億単位の税金の督促状が私個人あてに届いた時より
今回の“バケツの水ぶちまけ事故”の方が、よほど恐怖だったのである。

幸い、事故から24時間以上経った今でも、地下の天井は平穏無事、
水滴は落ちてきていないので、どうやら今回は「天井ぼこぼこ」は免れたようだが
(水がこぼれた場所がよかったのか、あるいは秋の工事の際、天井に水漏れ防止の
補強材でも張ってくれたのか)
パニくった私の心臓と神経の方は、まだ平常には戻っていないようで
今でも水がこぼれた場所や、バケツなどに目が行くと、心臓がどきどきする。
拭き取りに使ったバスタオルを見ても、同様である。
あげく、水がこぼれたそばにあっただけで事故とは何の関係もない手ぬぐいを見てさえ
胃がキーンとなるのには恐れ入った。

私は今までPTSDというのがよくわからなかったが、
仮に、今の私の状態を数十倍深刻にしたのがPTSDだとすれば
なるほど、これは笑い事ではない。

私はしばらく、怖くて水を使った掃除はできそうにない。
何ともしまらない年の暮れである。

おじさん車

  • 2016/12/24 12:01
  • Category: 雑記
雪だるまが新しい車を買った。
残念ながらメッサーシュミットでも、KIAのソウルでも、ニッサンキューブでもなく
Hyundaiのジェネシス。ただのおじさん車である。

まったく私の好みではないのだが、前回のエラントラと違い今回私は一銭も出していないので、
モデルも色も選択はすべて雪だるまに任せた。
金を出さないなら、口も出さないということである。

ただ運転は私もしなくてはならないので、試乗はした。
ちょうど雪の降っていた日だったので、テストドライブにはもってこい。
1年の半分は冬みたいなカナダである。どうせなら雪の日に乗ってみなくては
運転しやすいかどうか、乗り心地のいい車かどうかはわからない。

結果はまあOK。シートが前後だけでなく上下にも動くので
背丈が不足気味の私でも楽にペダルに足が届くし、前も見やすい。
バックアップカメラもついているので、後退も楽。
何かにぶつかりそうになれば、センサーが警告音を発してくれる。
死角に人や車がある場合も、警告音が鳴る。
歩行者が車の前に出てくれば、自動的にブレーキがかかる、等々。
余りに至れり尽くせり過ぎて、スポイルされそうだが
どんどん年を取って、感覚や反射神経が鈍くなるであろう雪だるまと私が運転するのだから
このくらいでちょうどいいのかもしれない。

ただ、前のエラントラより車体が大きいので、センサーが付いているとは言っても
前後や左右の感覚を掴むまでには、しばらくかかりそうである。
どんな狭い道でも入れて、駐車するのも簡単な小型車が好きな私としては
この点も少々不満で、「エラントラの方がよかったな」とか、「ソウル~」と
未練たらたらな部分がないでもないのだが、
週に一度、買い物に行く時くらいしか車に乗らない私たちが
エラントラとジェネシス、2台の車を保有するのは無駄もいいところなので、仕方がない。

ちなみに愛しのエラントラは、ジェリーのところへ行った。
もともと新しい車を買ったら、エラントラはジェリーにあげるつもりだったのだが
ここにきてちょうどジェリーの車の調子がいよいよ悪くなり
臨終間近、回復不能と思われてきたので、ジェネシスがディーラーに届くというその日、
急遽SAAQへ走って譲渡手続きをした。
家族間の譲渡なので本来なら税金はかからないはずなのだが
ケベックで発行されたジェリーの出生証明書には両親の名があるのに
61年前にオンタリオで発行された雪だるまのそれにはどういうわけだか両親の名がなく
窓口で「これでは兄弟であることは証明されない」と言われて、チョン。
その場ではとりあえず600ドル余の税金を払い、
「後日、兄弟であることを証明する書類が見つかったら還付手続きをしてください」と
それ用の書類を貰って帰ってきた。

が、面倒くさがりの雪だるまのこと。実際に書類を探して還付手続きをするかどうかは
疑問である。それに第一、お義父さんに聞いても、今雪だるまが持っているもののほかに
出生証明書などないそうで、だとしたら一体どこでどんな書類を調達したらよいのか
見当がつかない。
どうやら600何がしかの税金、還付してもらえないままで終わってしまいそうである。




中国郵政はプロペラ機?

  • 2016/12/21 11:51
  • Category: 雑記
10月初め、編み物グループの方たちのものも含め
輪針や5本棒針のセット、段数カウンター、目数リングなど
こまごました編み物用品を eBay で買った。
中国製なので目数リングなどは1ドル以下、編み針のセットでも5米ドル程度、
しかも送料無料という作り手に申し訳ないような値段ではあったのだが
4年前に同じく eBay で買った輪針や棒針が、値段のわりに結構使えたので
今回もだいじょうぶだろうと、格安の中国製を購入したのである。

私は普段からボタンにしろ刺しゅう糸にしろ、細々した手芸用品は
すべて中国または東南アジアから買っている。
北米製の10分の1程度の値段で、しかも品質はまあまあとなれば
常に懐のさみしい私としては、こんな有難いものはないからである。
唯一の欠点は、追加料金を払ってEMSにでもしない限り、
届くまでに1か月はかかることで、したがって急ぎの買い物には向かない。
余裕をもって注文し、気長に待たなくてはならない。

だから今回も、10月上旬に発送通知を受け取りはしたが
10月中に品物が届かないのは当たり前、
届いたらむしろその方が驚き、くらいの心構えでいたのだが
1か月以上過ぎた11月半ば、それも過ぎて11月末になっても
何一つ届かないのには、いささか焦った。

自分一人の買い物なら「ちぇー、行方不明かあ?」で済むが
今回は他人様のものも注文している。
楽しみに待っていらっしゃるであろうに、届かないではあまりに無念である。

EMSや書留ならトラッキングナンバーで行方を追えるが、
送料無料の品にはそんな気の利いたものはないので
こちらにできることは、ひたすら待つことだけ。
なので、待った。
ことに12月に入ってからは、今日は来るか、明日は来るか、と
ポストをチェックする雪だるまの手元を覗き込んでいたが
5日過ぎても、10日過ぎても品物は来ない。

とうとう発送から2か月が過ぎても何一つ届かない時点で、
私はこれは途中で迷子になったか(しかし別々の販売者から買った5件すべてが、
そろって迷子になるという事態は考えにくい)
あるいは中国から北米に向かっていたコンテナが1隻、太平洋で沈み、
積み荷がすべて失われたのではないか、
あるいは発送したというのは嘘で、実は業者殿、代金だけ受け取って発送していないのではないか
とまで思ったが、その場合、たとえそうだとしても確認のしようはない。
もちろん eBay には品物が届かない場合、返金制度があるので
いよいよの時はそれを利用すれば金銭的損失は免れるが
しかしそうなると今後中国の販売業者を利用するに際し
常にいくばくかの不安がつきまとうことになり、私にとっては金銭的損失よりも
その不便の方が大きく不都合である。
(中国から買えないとなったら、私は今後どこから手芸材料を仕入れればいいのだ?)

と、ぶつぶつ考えていたところに昨日、待ちくたびれていた5点のうちの2点が届いた。
一番先(と言っても注文日は1日、2日しか違わないのだが)に注文した品で
しかも編み物グループのメンバーのために注文した品だったので
私としては二重にうれしく、大いにほっとした。
この分ならあとの3点も、そのうち届くかもしれない。
クリスマス後、ひっとしたら来年にずれこむかもしれないが
届かないよりはずーーっとましである。

それにしても届いた後、消印を見たら、日付はなんと10月7日。
北京からここケベックに届くまでに2か月以上かかっている計算で
しかも呆れたことには、種別は「Air」。
いったいどこをどう飛んだら、中国ーカナダ間に2か月かかるのか
私の頭の中は、疑問符でいっぱいである。
もしかして中国郵政の飛行機はジェットではなくプロペラ機で、
世界各地に荷物を下ろしながら、のろのろと地球を回っているのだろうか?


メッサーシュミット

  • 2016/11/28 10:49
  • Category: 雑記
mskr200.jpeg

この何とも楽しい車は、Messerschmitt KR200、
またの名をキャビンスクーター、あるいは三輪バブルカー。
先日見た『危(やば)いことなら銭になる』(62年日活)で
宍戸錠さんと浅丘ルリ子さんが乗っているのを見て一目で心奪われ
さんざん検索しまくって、やっと名前を突き止めたのだ。

製造元は航空機で有名なドイツのメッサーシュミット社。
1954年から65年まで製造されていた車で、
前身にはMesserschmitt KR175がある。

その類いまれな小ささといい、前二輪、後ろ一輪という三輪構造といい、
見ただけでつい顔がほころんでしまうコミカルなデザインといい、
こんな車が自分のものだったら、もう毎日でもドライブに出かけて人に見せびらかし、
自慢しまくり、帰ったら帰ったで羽ばたき&ワックスできゅるきゅると磨き上げ、
座ぶとん敷いたガラス張りのガレージに恭しく安置して
日夜にたーり、にたーりと眺めてしまいそうだ。

この車、あんまり小さいのでつい一人乗りかと思ってしまうが、実は二人乗れる。
ただし横並びに二人ではなく、前に一人、後ろに一人のタンデム構造。
ドアはぱかんと上に開く。
この構造ではさすがにトランクのスペースはないので、
荷物がある場合は、後ろにくくり付ける。

1962MesserschmittKR200_02_700.jpg


もうほんとに冗談みたいな車だが、当時はけっこう人気があって
それなりに売れたようだ。
ヨーロッパの古い街など、細い石畳の路地が多く残っているところでは
こうしたコンパクトな車は、なかなかに便利なのかもしれない。

ただ、この車、上記の映画を見ているときにも思ったのだが、何かに似ている。
特に前から見たとき、何か私の連想を誘うものがある。
なんだろう、なんだろう、としばらく考えて、はたと思い当たった。

この顔、マッドスキッパー(トビハゼ)にそっくりなのである。
香港の米埔にハイキングに行ったとき、たくさんのマッドスキッパーが
泥の中をぴょん、ぴょんと跳ねているのを見て、
「いやはや、面白い動物(魚)だなあ」と感心したが、
この車の顔は、まさにそれ。
どう見ても、意識してデザインしたとしか思えない。

ほら、似てるでしょう?

Messerschmitt kr200

mudskipper.jpeg

あー、びっくりした

  • 2016/11/09 21:56
  • Category: 雑記
あー、びっくりした。ほんとにトランプ氏が当選しちまった。

寝ぼけ眼で、朝一にニュースサイトをチェックして、一気に目が覚めたよ。
英語読み違えたのかと思って日本語サイトにも飛んでみたが、
やはり「トランプ氏当選」は変わらず。

一昨日、ジェリーが遊びに来た時も「たぶんヒラリーだろうが、
トランプという可能性も否定しきれない。なんたってアメリカだからなあ」
という話をしていたのだが、まさかほんとになるとは・・・

いくら他人んちのこととはいえ、その他人ちが国境を挟んですぐ隣にあるだけに
完璧、対岸の火事とも言えず。

笑ったのは関連記事で載っていた「カナダ移民局サイト、ダウン」のニュース。
トランプ勝利でぜつぼーてきになった一部アメリカ国民が、
カナダへの移住を考えてサイトに集中アクセスしたためダウンしたらしいと。

そういえばトランプ氏は大統領選初期、メキシコからの不法移民を取り締まるため
メキシコとの国境にフェンスを設置する。もちろん費用はメキシコ負担だ、という発言を
したことがあるけど、このフェンス案、カナダも真剣に考えた方がいいのかしらん。
もちろん費用はアメリカ負担で (^∇^)
提案しても、まさかトランプ氏反対はすまい。
柵が北側に作られるか南側に作られるかだけの差で
柵設置のアイディアそのものは、彼の発案なのだから。

それにしても、“実業家”とはいえ派手に破産すること4回、
損失は全部債権者に押し付けて、自身は無傷。
で莫大な損失を計上したゆえに何年も税金を払わず
上記“フェンス案”を含め数々の失言を繰り返し
アタマのほどを疑われている人物を大統領に選ぶとは
アメリカ人て、つくづく“切れ者”のリーダーが嫌いなのね。
頭のいいヤツは自分たちをいいように丸め込んで
何かとんでもないことをしでかすかもしれない。
自分たちに近い阿呆を選んでおいた方が、利用される気遣いがなくて安心
ということなのかしら?
私だったら、どうせ乗るのなら操縦が下手っぴーで判断が無謀ゆえ
4回も墜落したことのあるパイロットの飛行機よりは、
経験豊富で各種機器の扱いに精通し、的確な判断が下せるパイロットの
飛行機の方がいいけどね。
同じ落っこちるにしても、その方が諦めがつく。

工事終了

  • 2016/11/04 22:51
  • Category: 雑記
先週後半は頭痛で沈没。ついでに家の地下と一階と中2階が工事現場と化して居場所がなくなったせいもあり、唯一の非工事現場、二階に閉じこもって過ごした。

しかしその工事も、水曜の照明再取り付けでめでたく終了。昨日は工事現場だった部屋部屋の掃除、モップかけ、工事中は邪魔にならない場所に片寄せてあった家具の再配置等々に勤しみ、4分の3は済んだ。残っているのは地下室だが、ここも今日午前には終了予定。ここが済めば、晴れて通常業務に戻れる。

何しろ工事中はそこら中ビニールシートだらけだし、家具が片寄せてあるせいで隙間をすり抜けなければ行き来ができないし、床はじゃりじゃりだし、でなかなか大変だった。おまけにこのあたりの職人さんは、来るとなったら朝早く来る。工事道具満載のバン、トラックに打ち乗って、朝7時半前に来る。よって主人側も、朝寝坊はできない。

その代り、午後はけっこう早めに店じまい。その日、その日の段取りによっても違うのだろうが、だいたい4時前には終了して「ではまた明日」と帰っていく。おかげでこちらも、夜はほっと一息つける。朝遅く来て、夜遅くまで仕事をされるより、ずっとよい。

もうひとつ有難かったのは、こうした職人さんたちに対し、茶菓の接待をする必要がないこと。今の日本ではどうだか知らないが、遥か昔、私の両親が家を建てた時には、毎日おやつ時に大工さんたちへお茶とお茶請けを運んでいくのが、けっこう大変だった。まあコンビニなど影も形もなかった頃の話なので、こうして建ててもらう側が運んでいかなければ、大工さんたちは休憩時間にお茶の一杯も飲めなかったからだろうが、それにしても母は「毎日同じお茶菓子では何だし・・・」などとぶつぶつ言いながら、あれこれ頭を悩ませていた。またその頃住んでいた場所と、新しく家を建てていた場所はかなり離れてもいたので、急須やらポットやらお茶道具一式を徒歩で、あるいは自転車で運んでいくのも、かなりの手間だった。(当時、うちには車はなかった)

がしかし、ここではそういった気遣いは一切要らない。職人さんたちは、だいたいランチもコーヒーも持参だし、でなければ外に食べに/買いに行く。ここから一番近いTim Hortons(カナダのスタバ?) は、大通りに出た斜向かい、車なら5分もかからない。

一度、雨樋修理を頼んだ職人さんたちに、仕事が終わった後ビールをふるまったことはあるが、それは彼らがジムでの顔見知りだったからで、そうでなければチップを渡しておしまい、だったと思う。そういう風に、コトをビジネスライクに運べるのは、仕事の依頼者側としては余計な気遣い、気配りが要らなくて大変ありがたい。

さて、家が工事現場と化している間に、当地は冬へ向かってまっしぐら。すでに一度、雪も降った。今日は雨ではないらしいから、この間に庭一杯に広がっている落ち葉を片づけ、芝生に肥料を施してシートをかけ、ボックスウッドとユッカの雪囲いをしなくては。全部終わるまでは、大雪が降ったりしませんように。

天井修理

  • 2016/10/25 11:10
  • Category: 雑記
今日は朝から天井修理の人が来て、我が家の台所兼食堂は工事現場と化した。
この夏、二階の洗面台で漏水したら一階の天井が一部はがれ、
ついでに洗面台の引き出しも板が膨らんで、うまく開け閉めできなくなったので
やむなく修理を頼んだのである。

ただ、今日来た人は、修理箇所の周りを天井から床まで透明ビニールシートで多い
足場を組んで天井板を取り換えたところまでで、お終い。
明日はまた別の職人さんが漆喰(?)を塗るために来、それが終わったら研磨、
それからペンキ塗りという手順らしい。

つまりは、どう頑張っても工事は今週いっぱいはかかりそうなのだが
はがれた天井がダイニングテーブルの真上だったものだから
テーブルと椅子を動かさねばならず、しかしガラスと木で出来た8人掛けのテーブルは
やたら重くて動かすのに一苦労だったうえ、かさばってもいるので階段への通り道を
あらかた塞いでしまって、私はともかく、雪だるまなど身体を斜めにしないと通り抜けられない。

ついでにデッキへの出入り口であるフランス窓をビニールシートでふさがれてしまったので
玄関の方からぐるり回らないと、デッキにでられない。
デッキ横に置いてあるコンポストにも行けない。

普段の私の定位置、庭が見えるフランス窓の前の椅子も当然片づけねばならず
居場所がなくなったので、私は編み物道具やら紅茶道具やらを持って
やむなくゲストルームに避難。今日は一日、そこで過ごした。

いくらすでに冬枯れでも、庭の見えない生活はなかなかさみしい。

ユダヤ人街

  • 2016/10/22 05:13
  • Category: 雑記
モントリオール話の続きになるが、この次モントリオール観光に行く機会があったら
行ってみたいのは Little Italie(イタリア人街)と Quartier Juif(ユダヤ人街)のあたりだ。

イタリア国旗を掲げたレストランや賑やかな市場があって、
何だか楽しそうな雰囲気のLittle Italieに比べ
Quartier Juif の方は、地図を見る限りではベーグル屋2軒と歴史博物館
(Musée du Montréal Juif)があるくらいで、街並みは至って普通、
特にユダヤ人街らしさにあふれているわけでもないようだが、
正統派ユダヤ教徒としての生活に窒息しかかっている若い母親メイラと
その辺のどこにでもいそうな、ごく普通のフレンチカナディアンの青年フェリックスとの
ぎこちない交流を描いたケベック映画『Felix and Meira』を見て以来、
どうもユダヤ人街が気になって仕方がないのだ。

もちろん、およそ宗教とは縁がなく、正統派ユダヤ教徒に知り合いがいるわけでもない
私がきょろきょろと街を歩いてみたところで、何がわかるわけでもないのだが
見ることができるものは見たいし、知ることができることは知りたい。

ユダヤ人街は、位置的にはこの間私が焦りながら下った
Côte-Ste Catherine のすぐ西側、地下鉄駅 Outremont の周辺や
その北東に走っている Avenue du Parc や Boulevard St. Laurent 沿いが
古くからユダヤ人が多く住む地区として有名らしい。

映画でMeira一家が住んでいたのも、このあたりかもしれない。
モントリオールを知らない私には、画面に映る街並みを見て
「あ、ここはXX通りだ!」などと特定することはできなかったのだが
特に美しくもなく、といって貧しく、さびれた雰囲気でもなく
アパートや小さな商店が建ち並ぶ、ごく普通の街並みだった。

そこでMeiraは、夫や子どもや、一分の隙もないほどみっしりと取り囲む
ユダヤ人コミュニティに取り込まれ、そこから一歩も出られない閉塞感、
未来永劫続くとしか思えない単調な日常に、打ちひしがれている。
あまりの窒息感にMeiraは夫の目の前で床に倒れ、死んだ真似までするのだが
正統派ユダヤ教徒の夫は、最初こそ驚いたものの、
次第に慣れっこになって、悲しい目でMeiraを見るだけ。
彼には、文字通り息ができないほどのMeiraの絶望は理解できない。
正統派ユダヤ教徒の生活をテーマにした映画は、イスラエルのも他の国のも
いくつか見たが、そのなかでもこの『Felix and Meira』は、かなり印象に残った。

先にも書いたように、映画は映画、現実は現実で、
ユダヤ人街を歩いてみたところで、Meiraに会えるわけでも
何がわかるわけでもないのだが、モントリオールに古くからユダヤ人が多く住む
街があり、そこで暮らす人々がいるということを、ぼんやり思いながら
歩いてみたい。なんたって、私はお上りさんの観光客なのだから。

ちなみに、モントリオール西部には住民の約7割がユダヤ人という
Hampstead(ロンドンにある方はハムステッドだが、モントリオールにある方は
ハンプステッドと P を発音する)という町もあるが、
ここはカナダでも有数の高級住宅地として名高いので
Meiraが住んでいた街ではないと思う。

ついでにもひとつ、ユダヤ人街の目抜き通りのひとつとして挙げた
Boulevard St. Laurent は、モントリオールのほぼ中心部を南北に走っているが
実は唐人街やイタリア人街もこの通り沿いにあって
つまりセント・ローレンス川に近い方から延々歩いていけば、
順番に唐人街、ユダヤ人街、イタリア人街と、見物できるのである。
全長11kmだから、ゆっくり歩いて3、4時間。
気候のいい時なら、ちょうどよいお散歩コースかもしれない。



画像は映画『Felix and Meira』から。Meiraと彼女の夫

felix.jpg

モントリオール観光

  • 2016/10/19 11:28
  • Category: 雑記
日曜日、モントリオールに行った。コンサートに行くお友達が、
親切にも車に同乗させてくれたのである。
車の中では彼女と日本語で喋りまくり、
現地に着いて一緒に持参のお弁当を食べた後は
夕方の集合時間と場所だけ決めて、
彼女は予定通りコンサート、ご主人は映画、私は毛糸屋へGO!と別行動。
まるでフリーツアーみたいで、有難いことこの上なし。

ケベックに住んで5年、モントリオールへは何度か出かけたが
雪だるまと一緒だと、領事館なら領事館だけ、友人宅なら友人宅だけと
いつも目的の場所に直行、直帰。
街をぶらぶらしたことなどないので、土地勘ゼロ。
どこに何があるのかなど、まったく知らない。
ランドマーク的建物の外観も、まったく知らない。

なので事前に観光地図をじっくり眺め(そう、私はお上りさんの観光客なのだ)
地下鉄の路線図をプリントして、グリーンラインとオレンジラインとブルーラインが
走っていることを知り、へえと感心しつつ目的の毛糸屋がある駅の名を覚え、
ついでにグーグルマップのストリートヴューで、毛糸屋周辺の様子など確認してみたが、
「そういえば、一人で知らないところに出かけるのは久しぶりだなあ」と妙にうきうき。

何しろケベックに来て以来、だいたいいつでも雪だるまと一緒。
一人でどこかへ行くチャンスなど、なかった。
それ以前も、出張の時は当然、上司殿やお客様方と一緒だったし
日本へは一人で出かけたこともあるが、日本は“知らないところ”ではないし
もしかしたら“一人で”“知らないところ”というのは、
08年のコタキナバル以来ではあるまいか、あな、うれしや。

もっとも、そうやってネットで調べて出かけた2軒の毛糸屋は、
色とりどりのすてきな毛糸がざくざくあったが
お値段が結構すぎて、まったく手が出ず。
いくらうっとりするような手ざわり、色合いでも
1カセ/100g 30ドルでは、私には買えない。
せめてその半分くらいの値段でなくては
私には買えない。

というわけで、すてきだった毛糸の名前と色番号だけ覚え
何も買わずに毛糸屋を後にした。

そして時間が余ったので、唐人街へ行って少々調味料を買い
(店では久しぶりに広東語を聞いた)
それでも時間が余ったので、「そうだ、バスに乗ろう!」とバス停を探し、
バス停でお喋りしたモントリオール大学の学生に
「129か80に乗って、Mont Royal の方へ行ってみれば?」と言われて
ほいほいその気になって山の方へ向かい
そのあたりは高級住宅街でもあるので、坂道に沿って建ち並ぶ
木々に囲まれた古くて大きくて内部が暗そうな、豪壮な屋敷を打ち眺め
しかしあんまり長くバスに乗っていると帰れなくなるので
山の中腹くらいでバスを降り、
道の反対側へ行って、帰りのバスを待ったのだが
これがなんと、なかなか来ない。
10分待っても、20分待っても来ない。
他の番号のバスは来るのだが、私が乗ってきた129は来ない。
私はやや焦った。
このままここで待ち続けていては、集合時間に間に合わなくなるかもしれない。
ここに来るのに、バスでは15分ほどだったが、
歩くとしたら30分では戻れまい。
とすれば、集合時間まで45分を切った今、
バスに乗るのは諦めて歩き始めなければ遅刻する!と
片掛けにしていたリュックを、ちゃんと両肩に背負い直し
私は速足で歩き始めた。

幸い雨は上がり、傘なしで歩ける。
バスはあちこち曲がったりせず、ほぼ一直線で来たから
この道をこのまま下っていけば元のバス停に戻れるはず、とは思ったが
道に迷っている時間的余裕はないので、時々は地図で道を確認しながら、
大急ぎで歩いた。走れるところは、走った。
そのうち眼下に中心街のビル群が見え始め、その中に目当ての建物のマークが
燦然と見えてきた。
「あれだ、あのマークだ!よし、私は正しい!」と、ますます迫る集合時間に
追い立てられるように、私は歩みを速めた。
途中信号で引っかかったり、(HKなら信号など無視してしまうのだが、
ここではそれはできない)、工事現場にぶつかって迂回を余儀なくされたり
靴紐が両足ともほどけたり(なんでいっぺんにほどけるのだ!?)
いろいろと障害はあったが、集合場所が高くて目立つ、遠くからわかりやすい
ビルだったおかげで、なんとか5分遅刻くらいで滑り込むことができた。

集合時間に遅れたので、お友達ご夫妻には心配をおかけし申し訳なかったが
久しぶりの一人歩きは、大変楽しかった。

ただし、私の脚は今、結構な筋肉痛である。
モントリオールで散々歩き回ったうえ、昨日月曜の午前はジム、
午後はお散歩の会の特別行事で、いつもより長く2時間近く歩いたため
脚がぱんぱんなのだ。

これからも街歩きをしたいのなら、もうちょっと脚を鍛えた方がいいかもしれない。


ちなみに、山の中腹から目指したのはこのマーク
みんなの(?)銀行 Desjardin ♪


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らうとら

Author:らうとら
ドロシー・L・セイヤーズ、ローリー・R・キング、P.D.ジェイムズ、ディック・フランシス、水村美苗、高村薫、戸塚真弓、ヘレン・ミレン、シャーロット・ランプリング、ソフィ・マルソー(40代以降に限る)、ヘレナ・ボナム・カーター、アンジェリーナ・ジョリー、三代目金馬、小さん、枝雀、エンヤ、クイーン、ドゥルス・ポンテス、マドレデウス、J・S・バッハ、ちあきなおみ、トケイ・ピノ・グリ、アール・グレイ、自転車(冬季を除く)、あらゆる犬と猫
以上、私を幸せにしてくれる方々(敬称略)

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